るぅつより季節のお便り

季節のお便りを気まぐれに綴っています。

目に青葉 -2020年小満記

初夏の都心風景・緑の眩しい季節

小満」日差しが眩しく、陽気が良くなって 生きものの成長する気が天地に満ち始める時季だと言うことです。
晴れるとからっとして気持ちがよいのですが、暑くなるので、外を歩くと汗が出てきます;まだ暑さに体が慣れてきていないので、つらくならないように気をつけたいものです。
雨が降るとなると結構 しとしとと続き、「梅雨の走り」だなと実感します。梅の実が大きくなって参りました。

都心でも緑が美しく、この時期が一番輝く季節となりました。
目に青葉、耳にはホトドギス、口には鰹。
今は訪問できないみなさんも、またの折に見学しに来て下さい。

東京駅前も静かで、のんびりくつろぐ方がいらっしゃいます。こんなのもよいものです。

初夏・東京駅
なんと、このあたりで歌を歌って撮影している方もありました; 静かな日ならではの風景かな?


竹橋近くから
都心を歩き回る人間達は 用事をするとき・お散歩のときにも、皇居ランナー等と同じ方向で歩かないと(自転車含む)結構たいへんなので、出来るだけ同じ方向で歩く習慣がついています。


清水門
この内側に御三卿(田安家・一橋家・清水家)のひとつ、清水家の屋敷があったそうです。石段が残っていてなかなか風情のある門です。


半蔵門から

おまけ。江戸城猫あるき?

江戸城には水鳥をはじめ たくさんの鳥が見られ、生き物の豊かさを感じられるのがたいへんよいところだと思います。日比谷公園などにも震災や空襲を経ながら100年を超える土地がそのまま残っている場所もあり、緑地として都心で貴重な環境を保っていると思います。
竹橋の近くには(気象庁の前)震災イチョウが植え替えられて残されています。本当は元の場所に残しておいてほしかったですが、それでも、残してくれてよかったと思います。大切にしていきたいです。




2020年5月 小満記。